8/07/2018

読書

 
今日は台風の影響か、朝方はひんやりとして、
半袖では寒いくらいです。
しのぎやすくて嬉しいですが、台風は関東を直撃かしら・・・。
 
この本の作者は、「罪の声」で一度読んだことがあり、
グリコ森永事件をリアルに再現し、
もしかしたら、ホントに事件はこんな風に進んでいたのかと
思わせるほど面白かったので楽しみでした。
 
「大泉洋」をモデルにあて書きした作品だそうです。
初めから主人公のイメージが定着するのはどうかな?
私は、主人公はこの俳優かなと想像しながら読む方が好きなので・・・。
 
「大泉洋」は機智に富・明るく、とても高感度のある俳優で、
私も好きです。
 
作品の一番大事な天性の「人たらし」を持った主人公にはピッタリですが
その人間の持つ二面性が表題だとすると、
 
その部分になると、あのどんぐり目と何か言いたげな口元が、
編集長の重みと、後から展開する話にイマイチの感が、
私的にはありますが、映画化され、
いずれTV放送になったら見るのを楽しみにしています。

そして、この本も、作品の中にあるように、
売れ筋のスタイルを継承しているのかな?
ナンテったて、大泉洋だから・・・(^-^)

内容は、
大手雑誌編集長の彼が、
 出版業界は活字離れで、小説部門や雑誌などが廃刊され
スマホ世代が蔓延してネットに移行せざるを得ない
苦しい内情が書かれ、その中で大泉流が発揮され
最後のどんでん返しがあり、
即、ドラマ化有りと言う売れ筋本ですね。
おもしろかったけど・・・

私も紙の活字が好きなので心中お察しと言いたいですが、
本は買わずに借りて読む私には、大きいことは言えませんが、
朝は新聞の紙の活字を見る事から始まります。
(息子は電子版でしょう)
 
丁度、朝日歌壇にこんな句がありました。
 
「寒雷」と  「海程」ついに  廃刊す
はるかなるかな  昭和の熱気
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿