先日の本と同じように、デビュー初の長編を
令和になってからのリメイクの本のようです。
デビュー作と言えども、
しっかり読みごたえがありました。
没頭して余韻が残りますが、それが、
ずっしり重石の残るようなものです。
解説を読むと
題名の「臨床真理」は、
心理と言葉をかけた言葉遊びのようなタイトルですが、
ここに本作のテーマが込められていると、
そうですね。よくわかります。
そうですね。よくわかります。
作者が小説を書いてる中で一番心砕いているのは
「動機の部分、人の行動の裏にある感情を書きたい
どうしてこの犯罪が起きたかその理由を丁寧に・・・」と、
そして、作者の最大の武器は
「昭和のおやじ臭い」人物・造形を自分のものにしたこと
生臭さを感じさせる、下品で態度の悪い中年男を書かせたら
唸るほどうまい・・・と
なるほど、だから昭和の名残の私の感覚に合うのだ~(^_-)-☆
読みごたえがありました。
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