8/05/2024

読書「贋作」'

「太陽がいっぱい」の続編らしい。
え?あの時、彼は捕まったのでは?

アランドロンの全盛期の
あの素敵な、はにかむ様な笑顔
ヨットと青空と海
懐かしいなぁ〜。

物語では捕まらず、
今回は富豪のフランス娘と結婚し
職業も持たず、
郊外の庭のある邸宅に住み
優雅に暮らし、
美術商と手を組、贋作商売を
するが、バレそうなり、

前作と同じように二役をしたり、
策をねり、
今度は三人を殺しても罪悪感を感じず必要にせまられての
知的ゲームのようで、

前作のような、青空、海と言う
解放的な背景では無く、

ドロンをイメージしながら読むと
余り楽しく無い、

前作の殺されたディッキーの
アメリカの従兄弟がパリに遊びに来ても、平気で接待する様子は

やはり、ある意味
高等精神的異常者なのかもしれない。
その妻も似た物夫婦のようです

今回も、だいぶ追い詰められ
夜、刑事からの電話に敗北を感じる
気がする、と言い受話器を取るところで終わりですが、

全5巻あるらしいので、
また、逃げおおせたのかな?
もう、続編はいいや。

現実のアランドロンも、
残念な最後を迎えているようですね。
資産400億とか?

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