7/23/2020

読書

 
2・3週間前位の新聞の読書欄に載っていて
「じんかん」と言う平仮名が目を引いていたところ、
息子が、読むなら買うというので、「読む!」と言ったら
早速届き、ビックリ!
 
509ページもある、厚い本でした。
昔の本と違い文字は大きいので読みやすいですが、
戦記物なので、どうなるかと思いましたが、
 
私の好きな一代記で、
三好の家臣になった「松永弾正」の
幼少の頃からの話を、
信長が小姓相手に、語る形をとっています。
 
チョット、司馬遼太郎先生を思い出すような、
進み方で、夢中で半分ぐらい読んだのですが、
 
 
まだ、信長が力を持たない頃の、
三好家存続と堺・奈良・京都・朝廷の争いで、
 
いろいろの弱小大名の戦いの様子が主流になると、
私としては、だんだん読みにくくなり、
ペースがすっかり落ちて、やっと読み終わりました。
 
現実には、ずいぶん悪人のようなとらえ方ですが、
この本の中では、秀でた素晴らしい人物に描かれています。
 
この「じんかん」と言う言葉は、
最澄と空海にかかわる、難しい話ですが、
 
「人間」。
同じ字でも「にんげん」とよめば一個の人をさす。
「じんかん」とは、
人と人がおりなす間。
 
つまりはこの世と言う意である。とのことで、
表題は物語の中で訴えたかったことでしょうか。
 
私の読んだ本の中で、一番厚い本だった!
読み終わりました!

0 件のコメント:

コメントを投稿