これぞ「小説」の人情味を描く。
読み終えるのがもったいない。と、ありましたが、
ホント、
町方役人・同心の井筒平四郎の、
欲も得なく穏やかな人柄が醸し出す、
人情物語の中に事件が起こり、
解決していく様子が
読み終えるのがもったいないほど、
登場人物と物語に同化しそうですが、
アシスタントの13・4歳の子供2人が、
天才・神がかり・まれにみる美形が
大活躍するお話なので、好みで、
やっぱり、イマイチ踏み込めないものがあるかな~。
高田郁先生の物語は、
大阪商人が舞台だからか、人情物でも
もっと引き付けるものが、あるような気がします。
早く、新刊出ないかな~。
「聞こし召す」と言う言葉が好きなようで、
今回の時代物にはよかったけど、
前回の野球少年の話のしょっぱな位に出てきた時は、
無理しるてるな~、なんて思っちゃった。
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