表装を見て、題名を見て、コミック??と
一瞬思ってしまいました。
「神様のカルテ」となどを書いた、
人気お医者様作家の作品ようです。
各章が花の題名になっていて、
地方の若い研修医の成長と看護婦の心優しい物語ですが、
話の内容は、地方都市の小さな病院の抱えている、
深い老人問題の話で、
「人が生きるということは」
歩けることが大事なのか、
寝たきりでも会話さえできれば、満足なのか、
会話ができなくても、心臓さえ動いていればよいのか
何とも正解のない、終末医療問題
そして、
寝たきりの患者に胃ろうを作るのは、可哀そうだと言うが、
胃ろうか死は、「二者択一」
意識のない患者を、栄養チューブでつなぐのも・・・。
思いっきり考えさせられる物語でした。
若い人の老人医療費負担の問題を含め、
口から、物が食べられなければ終わり!と、
元気な今、声高に言ってますが、
ますます、真剣に考えないといけないことだと、
新しく年を一つ重ねた日に、
思いました(^_-)-☆
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