2/23/2013

長谷川等伯


国宝「松林図屏風」
この作品をまじかで観ると感動が起きるのでしょうか・・・

愛と鎮魂の「松林図」
33歳で上洛する遅咲の絵師信春(等伯)は、
その時、信長の比叡山焼き討ちを目の当たりにし、
それから、利休や秀吉・高僧との出会い、武家と仏門、
名門狩野派との確執・・・・と
養父母・妻・子を自身の画業の為亡くしてまでの長谷川派を起こすため、
寝食を忘れこの幽玄の境地に辿りついたようです。

時代の変換期の政争と仏教・キリシタンと等伯の置かれた位置と
作品を完成させるまでを、熱く・熱く語るこの作家とは、
初めての出会いですが等伯の気迫を十分感じ、
この国宝の渾身の作品を観たいと思いました。
残念ながら、未熟な私は等伯画伯の御心がこの装丁では伝わりません(;一_一)

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