花形歌舞伎

思いがけず、明治座での五月歌舞伎のチケット四枚綴りを頂き、
仲良し四人組で出向きました。
久しぶりの歌舞伎
やはり素晴らしかったです。

江戸城を去る将軍慶喜を演じる染五郎の哀れを誘う美しいこと・・・
また、七之助の若々しい匂い立つような藤娘の美しい踊り、
背景の藤棚と、藤の柄のすばらしい着物、芝居を観に来た気分満載です。
そして、最後に愛之助が鯉の化身になり宙乗りで舞台に降り、
二役で、今度は若侍になり、池の鯉退治の大立ち回りで、
水の中で大暴れ
鯉が水を吹いたり、愛之助が水の中をおよぎ回り、
客席にまで水しぶきが飛び、大笑いの大騒ぎで楽しかったです。
鯉を退治して大見栄を切って退場する時は、
大歓声の大拍手で、とても良かったです。
楽しい一夜でした。