息子から本が届きました。
中原清一郎さんの本が好きなようで、これで3作目になります。
暫らく、本が手元になかったので楽しみです。
語彙が豊富で、文体もすっきりしていて読みやすく、
そして、今はやりの「人の昏れ方」とは標題もよく・・・と、
読み始めました。
一人の男の四季の移ろい、
人間の暮れ方、行方についてを書きたかったと、あとがきにありました。
青春の章は、
主人公が20歳になるのを待って自死した父の壮大な過去
朱夏では、
家庭を持ち、カメラマンとして家族と会社・社会のかかわり、
白秋では、少し路線から外れた戦場カメラマンとしての臨場感あふれる話、
最後の章、玄冬では、
遺品整理やとして、孤独死した人の家の始末をする仕事についた話で、
行方については、私も考えさせられる事がありました。
この人の本は何時も読後感がいいです。
きっと、優秀な人なんだろうな~と言う気がします。
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