10/24/2016

読書


「須賀敦子」さんの本は好きですか?聞かれ、
イタリアに住んでいる作家位の知識しかなかったのですが、
エッセー集を四冊ほど貸して頂きました。
小説の様に夢中になって乱読するものではないので、
暫らく貸していただけるようなので、ゆっくり楽しみたいと思いました。
「遠い朝の本たち」は、幼馴染みの死からはじまり、
彼女と共有した時代の思い出の本達の事や、妹と二人で過ごしたことなどが、
時代も生活レベルも違いますが
私と妹の関わりと似て居て懐かしく思いだされました。
とても美しい文章で、
 「須賀さんのご本には、いつも彼女の人格と人生が潜んでいる
そして、実に様々な美しく静かな方法で読む楽しみを教えてくれる」と
解説している人がありましたが、
本当に丁寧にゆっくり読みたい本です。
友達に薦めたら、訳本を読んだことがあると、
息子に話したら、エッセーが2冊位本棚にあるよ!と言われました。

「おもては雨が降ってるとしか思えない気配にしっとり包まれる」ともありましたので、
二冊目は、ゆっくり楽しみながら読みます~。
ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」を読み始めてしまったから・・・。

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