8/03/2020

読書

 
素敵な本を借りました。
 
しみじみ懐かしい、
経験したことない様な昭和の時代が、
うなずけるように、楽しく語られています。
 
「天の網」は声を出して笑ってしまいました。
小説より奇なりのお話・・・(^_-)-☆
彼女も、研ナオコのような笑い声を出した!と
気取り屋さんが、目に浮かぶようです。
 
茶の間を舞台にした、
賑やかな人気番組は、息子二人なので
そういうTVドラマはほとんど見ませんでしたが、
 
そんな、ドラマと切り離した、
黒だけの贅沢なお洒落が好きで、
美味しいものが好きで、それに向かって努力する
凛とした向田邦子さん個人のお話が好きでした。
 
最後の章に、「手袋を探す」お話があり、
子供のころから、手がかじかんでしもやけができても
気に入った手袋が見つかるまで、探す!
その心意気が、彼女の人生の生き方のようです。
 
このエッセイの中でも、
何度も、飛行機が怖いという話をして、
部屋を片付けていくと、「やっぱりね」と言われそうだから・・・と
こんな話も書いていたのに、残念です。
 
解説の角田光代さんが、
もう私よりずっと年下だけど、
何時までも、憧れのお姉さんの様だと、書いてました。
ホント、昭和の香りを振りまいて郷愁を残してくれうれしいです。
 
何でも自分で切り開き、
良い人生だったのでしょうね??
 
 

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