三浦しをんさんの愉快な本を貸していただきました。
その前に、「井上靖」の本久しぶりに読んでやはり良かった。と
息子の報告したら、
早速アマゾンから本が届いたのですが、
時代が古すぎて、とても私の理解力では読めない!と
思いながら「後白河院」を読み始めた処に、
「あの家に暮らす 四人の女」と 言う
題名からイメージがわきそうな本を借りて
早速読み始めました。
前作の「舟を編む」とは全然趣が変わり
コミカルで、人物像をしっかり浮き彫りにした愉快な共同生活
四人の名前を「細雪」の人物と同じにして、
「細雪」を下敷きにした・・と書かれていましたが、
私の「細雪」は、
船場のいとさん達の最後の華やかな一時ですが、
この物語は、もっとくだけてもっと楽しく、
「吾輩は猫」の猫の代わりに、
「カラス」にこの物語の核なる部分を語らせ、
成仏できない父親の魂まで登場して、
河童まで出てきて。、ナニナニ??と
進むのですが、
特に何もない日常の共同生活が緩やかに進み
誰もが憧れる陽だまりの様な暖かさがあり、
私も若かったらこんな生活もいいかな~と思ったり、
仲間のお荷物になってしまうかなと思ったり・・・(^-^)でした。
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