1/12/2016

読書


寒に入るとやはり寒いですね。今朝は、みぞれが降ったようです。
寒いので固まって、村上春樹訳の「ティファニーで朝食を」読みました。

「訳者のあとがき」に書いてあるように、
原作と映画はずいぶん違い、
なんども観た映画なのにイメージが重なりませんでした。
作者は、オードリーではなく、モンローの様な奔放の女性を思い描いたようで、
オードリーではやや不満だったようですが、
私には、この映画はジバンシーのドレスを着たオードリーの美しさが一番の印象で
大成功の名画だったと思います。
この装丁でも感じる様に、小説では映画の様な華やかさはなく年齢ももっと若い女性です。
主人公の女性の個性を、オードリーと重ねないで、
読者自身がイメージを作り、じっくり読んでもらいたいとありますが、
先に映画を観てしまったので、
やはり、オードリーの美しさが強烈で、
原作以上に映画がすべてだったように思います。
ヘンリー・マンシーニのサウンドトラックも良かったですし・・・・。
作家と訳者には申しわけありません、私の想像力では映画に軍配をあげますね.。




0 件のコメント:

コメントを投稿