4/28/2013
蜩ノ記
直木賞受賞作で映画化も決まったそうですね。
命を限られた男の気高く壮絶な覚悟は、
「信じていた人が信じてくれない」という武士道の美学にそい
限られた命の時間を清廉な生き方で過ごすしている。
その主人公を監視するためにやってきた男が、
共に暮らすうちに魅了され感化されて、
その命を嘆願する、また武士道という美しいお話ですが、
最後の方は、丁寧に進んでいた話をいそいだのか・・・・
TVドラマの追い詰められた犯人と刑事がよくやる、
崖の上の語り物語のように、どうしてこうなったかを
語り始めたのはのは簡単すぎるように感じましたが、映画にはいいでしょう。
「船を編む」まで映画化してしまうのですから・・・・
時代小説は、司馬遼太郎や藤沢周平で育っているので、
何を読んでも物足りないです。
朝日の新聞小説が、宮部みゆきの初の時代小説とのことで、
楽しみにしていましたが、
初めの2・3回は何から始まるのだろう・・・と不安でしたが、
だんだん話がわかってきました。
毎日ではありますが新聞小説は短いので難しいですね。
単行本になったらきっといいものになるのでしょうが・・・・
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