10/31/2010

ノルウェイの森


上下巻の文庫本が、今頃回ってきたので読んでみました。
上巻を返してしまったので、下巻のの撮影となりました。
「村上春樹・ノルウェイの森」あまりの人気に、
題名が難しそうで、内容も知らず意識して敬遠していました。
新作の本もあまりの人気にどんなものかな??と気にはなっていましたが触手は伸びませんでした。

そして、難しい本なのかと思っていましたが、
「ノルウェイの森」はビートルズの曲のこととか・・・
恋人と親友を自殺で失い、二年後に二人が偶然出会い心が崩れかけている若い男女が、
やるせない闇の中の透明な世界の中でどんどん崩れていく様が、
とても丁寧に美しく書かれていて読みやすく、胸に伝わってくるものがありました。
装丁の深い緑と赤が見事に「ノルウェイの森の様な内容を現して、
読み終わって、こんな生き方もあるのかな~と深い余韻に浸りました。
やっぱり、読ませるのですね!!ファンが多いわけです。
「1Q84」も読んでみようかな?
ナンテったて何時も表題は小難しく、私が敬遠する一番の理由ですが、そこがファンは気に入っているのかしら?

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