暫く本から離れ、
盆休みが過ぎ、何か読みたいナァと
思っていたところ、
読み応えのありそうなガッチリした
本を数冊借りて安心^ - ^
先日、「オカシナ記念病院」を読み
この作家のファンになったので
早速読みました。
やはり、終末医療の問題の話です。
変なハウツウ本より
充分理解できる話で、
医療の限界をなるほどと知ります。
物語は、癌の末期余命3か月と言われた52歳のまだ働き盛りの男性
死をどうしても受け入れられず、
引導を渡した先生を恨み
あらゆる治療を模索し苦しみましたが
良いヘルパーに出会い
ホスピスでおわりました。
この作家の優しさの終わり方で
安心しましたが、
物語の本質は、
世の中が隠している医療の限界を
何度も伝えているのだと思います。
私の年齢位になると
理解できる気がする。
抗がん剤では癌は治らない
処方された薬が四人に一人強した効かないのに、
必ず効くと思うから
つらさを我慢する。
患者は「治療」イコール病気を治す事
医療者は、「治療」イコール「やり過ぎると大変な事なる」を知っている
治療しない方が
いい時間を過ごす事が出来る、
その見極めを患者にも理解してもらう
難しいかしさが、この本の流れで、
私は一応、
心の準備が出来る気がするが
いざとなると、どうなるか?
大いに参考なり、
又、ファンになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿