梅雨の季節らしい装画、
思いつめたように赤い傘をさした幼女・・・タイトルと装画を見た時、どんな内容かとちょっと思いましたが、
若い三人の娘が世田谷のシェアーハウスで、
外国帰りの熊のような?(包容力のある)管理人のもとで、共同生活を送り
父親を理解しなまま育った三人の娘たちの若い悩みを、
管理人が大きく包んでいくお話で、
世田谷というあたりが全体的に都会的で、文の流れも軽快で、
楽しく読みました。
プロローグにあった、赤い傘の女の子の意味も、
タイトルも、
一番最後の「てのひら」を見て、お父さんを思い出す・・・・と言うこと
よ~く分かりました(^-^)
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