柳さんの「命」を以前読んだ時に、
私生活を赤裸々に描いた
壮絶な生き方にビックリしましたが、
その後、「魂」があって、この「生」へと続くようですが、
パートナーの「癌」が急に悪化した為、
生後二か月の我が子を人に託し、
壮絶な闘病生活を送る約二カ月の濃密な日々は、
息苦しい程の筆致で、
願いと恐怖と闘う、柳さんの全身全霊を感じ、
息苦しいまでの「愛と祈り」に一緒に願いたく思いました。
そして、若くても?私はここまでは「出来ない」と言う
現実を知り、ちょっと内緒です(;一_一)
文中に、
「つりばし橋荘」に行ってみたいな~と言ってるところがあり、
数ある温泉の中から、死ぬ前に「つり橋荘」へ行きたいとは、ビックリしました~。
我が家でも、知人に紹介され子供たちが小さい頃
2・3度行ったことがあり、
民宿に毛が生えたような、大した旅館ではなかったのですが、
河津の山の方にあり、伊豆の7滝の近くで、
朝の散歩は気持ちよく、午後から海へと、楽しみました。
紹介があったからか、おかみさんというよりおばさんと呼んだ方がよいような、
やさしいおばさんが、夜など冷えた桃など持って来てくれ良くしてもらった記憶があります。
4年前、転勤が決まりそうな息子は、もう一度「つり橋荘」に行ってみたいというので、
息子と、「つり橋荘」を訪ねました。
やはり、同じような気持ちがわくような思いがあったのでしょうか、
旧館はそのままありましたが、立派な新館出来そちらの方に泊まることになったのですが、
文中の露天風呂はありました。
そのとき買った桜が今年は小さい木ですが
花をつけました。
「つり橋荘」の話が少し救いな程、感情移入してしまいました。
坊やはもう大きくなっていることでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿