6/09/2012

梅雨入りでしょうか・・・

朝から雨になりました。
芥川賞受賞者二人の本を借りて、
先に読んだ本が重かったので、
きれいな表紙にひかれて気分なおしに読み始めました。
最年少の受賞者ということですが、
石原慎太郎が受賞した時も、
大人が読むと「太陽の季節」もこんな感じだったのでしょうか、

1章が15ページ位で、
フランスに留学した時に
出会ったフランス人の男性と、
別れ話が出たけれど



なんとか強引に結婚し、
ハーフの為か、
とても可愛い子供が生まれたと、
子供の作文のようなスピードで書かれ1章が終り

2章から、
今はやりの子供タレントになって芸能活動を始め、
どんどん成長して、中学・高校と進み
作家の過ごしてきたエリアになり、
芥川賞受賞作家らしく、
なるほど、芸能界とはこういうところなのか、と思うほど
よく書かれていますが、(東野圭吾さんに似ているような)

フランス人のパパとフランスに留学までしたおかあさんや豊かな環境の親族達の意味、
そしてタレント本人も、「夢を与える」このカバーのようなハーフの美しさが伝わらず、
学校生活などを含め、千葉の田舎の娘のような感じさえしてしまうのが残念でした。

内容が全然違うので比較しては気の毒ですが、
水村美苗さん、美里さんの重い私小説の後では、物足りないというか
はっきり、年齢のギャップを感じました。


2 件のコメント:

  1. 匿名6/10/2012

    よく本を読まれますね。

    ブログの文章がお上手なのもうなずけます。

    数日前柿右衛門と会って一杯(三杯以上)やりました。
    同期の皆さまが喜んで頂けるのであれば何か会をやろうと言うことになり、来月真打ちさん他何人かで計画の打ち合わせをします。
    まぁー始まるやすぐに飲み会になっちゃうでしょうが。

    返信削除
    返信
    1. 今年はお花見がなかったね、と湘南会で話していました。
      どんな計画ができるのか、楽しみです~。

      削除