11/29/2025

読書「錦繍」

綺麗な漢字ですね。
美しい表現や文章を意味するらしい
この物語に似合いの題名です。

「優駿」と一緒に借り
すぐ読み始めたのですが、
前作と同じく、
母が無く父と娘の情の深い物語で^ - ^

今作は手紙のやり取りが物語のすべてで、錦繍の文章が続き、
少し疲れて中断してましたが、
気になりまた読み始めました。
やはり、文学小説は読み応えがありました。

深い愛情を持って結婚した相手が、
昔の恋人に無理心中をされ
彼だけが生き残り、

父親の権限で別れさせられて、
辛く悲しい10年の歳月をすごして
居る折に、旅先の
蔵王のダリア園からのケーブルの中で偶然の出会いに驚き、

なんとしても空白の過去を埋める為に
と、女性の方から手紙を送り、

互いに過ぎて来た過去を、
美しい文章での往復書簡で語り合い、

そしてわかり合い、
互いに新しい一歩を踏み出す未来に
願いを込めて書簡のやり取りが終わりました。

最近出会う事のない美しい文章でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿