次に回すから早く読んで!と
言われ特急で読みまし
本は、一気に読んだ方が
感情移入し余韻が残りますが、
それには、面白いことと暇時間が
必要ですがね^ - ^
この作者の本は、
「輪舞曲」「類」に続き三冊目
今回も、名前は良く知っている主人公ですが、
草子の好色シリーズを書く前は俳人だったそうで
江戸の松尾芭蕉をライバル視していたようです^ - ^
綱吉公の時代で娘の名が鶴姫と言い
鶴の名の入った屋号や紋を使う事を
禁止され色々工夫もしたようですが
押し通したようで、
作品のような破天荒な生き方だったようです。
盲のとても良く出来た娘と暮らし
その娘から見た、片親の父親の行状
を、まてか先生が優しいタッチで描き
世に一世を風靡した作品が出来たようです。
後書きを読むと、
まてか先生は、西鶴の末裔の一人らしい
西鶴の描いた庶民の物語は浮世草子と
呼ばれ一大ブームを巻き起こし
小説などと言う言葉の無い時代に
物語作家となり日本初のエンタメ作家になった。と書いてありました。
西鶴の本を読む事は無いですが
盲の娘が父親に尽くす姿が愛おしかったです〜。
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