6/28/2016
読書
装丁からして取りかかりにくい気がしましたが、
作者も記憶にあるし、池澤夏樹の父親と言うことを聞いて読み始めました。
まず、主人公の父親が「忘却の河」の章で紹介されますが、
これが難しくなかなか入り込めず四苦八苦しながら、
あまり面白くないのかも・・・と思いながら進むと
次の章は、長女の物語でそれから母親・次女・・と
会話も和歌もカギカッコなし文章で綴られいますが、
美しい文体で安心して気持ちよく読むことが出来、
最初の難解な「忘却の河」がいかにこの物語で重要かと言うことが
少しわかり、久しぶりに読後感のある本でした。
新聞小説「吾輩は猫・・」
友人たちとの明治の頃の妄想的作り話が理解不能で、
投げ出してしまっていたのですが、金田夫人が登場して、
吾輩が活躍し始めてだんだん面白くなってきました。
また、雨が降り出しました。
暫らくはつゆぞらになるのでしょうね。
雨は嫌いです。
好きだと言う友もいます。
静かでしっとりして・・・・と、でも私は苦手!
梅干しのカビが心配です(;一_一)
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