2/14/2023

読書「罪の境界」

久しぶりに胸打たれる小説でした。

今回も前の話しと同様
幼児虐待の話で又また、気分が塞ぐ話かと思ったら、

今回は、男子の話で虐待の凄さは
前回よりも激しいが、
殺人犯として死を持っても
やはり母が恋しいと
最後の慟哭は哀れを誘いますが、
罪の境界、の意味がわかりました。

前作も「約束は守ったよ 褒め」と
言うのが、女子死刑者の最後の言葉

偶然にも
今作も「約束は守った、伝えてほしい」と言うのが、
通り魔殺人者から主人公を助け
命を失う人の最後の言葉、

「約束」って重いのですね!

約束を守れず恋人を通り魔に襲われて
苦悩する二人の誠実な姿に
物語とは言え感動しました。
幸せになって欲しいと、
すっかり物語にハマりました^ - ^

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