今日は久しぶりに雨が降り夏模様だったのが、
四月の陽気に戻り寒く感じますが、街の街路樹は喜んでいることでしょう。
山火事が収まらないほど乾燥しているし、
黄砂も飛来しているようですね(;一_一)
刺激的な題名で、気になっていた本が回って来ました。
天才贋作作家の手記で、口述筆記かゴーストが居るのか、
作家ではないので話が前後したりして、やや読みにくかったですが、
翻訳者がいいのか、内容はフランスの香りがするようなオシャレな感じがしました。
ある美術評論家が「ピカソ」が生きていたら彼を雇っただろう」と言うほど、
天才的な力量と、本人に成りきるための生活様式・精神統一をして全身で打ちこみ、
それぞれの分野の一流のプロと組み、
ピカソ・マティス・シャガール・ダリ・ルノワールなど
美術館の目玉になるような作品ばかりを流通させていたそうです。
逮捕された時、自認した贋作は破棄したそうですが、
「未だに俺の贋作は、オークションやギャラリーに並んでいる」と、
豪語しているそうです。
TVの「なんでも鑑定団」が好きでよく見ていますが、
なんか、からくりが分かりそうな気がします~(^-^)
彼は、
絵が美しいから欲しいのではなく、
サインと鑑定書が何より大事なのは悲しいことだと言ってました。
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