12/02/2016
読書
読みかけの本、一冊読み終わりました。
「曽野綾子」さんの本は、若いころの作品も痛快で正直でずいぶん読んだ気がします。
年を重ねた今、言わなければならないことがあるのでしょう。
いろいろな教訓のような本を出して、気になって居ました。
この本も、読んでいて気持ちよく、うなずく場面がたびたびありますが、
やはり、女・慎太郎の威名もあるように、
芯は、中流家庭で育っているので作家としてのマイナス要素と、ご自分で言ってはいますが、
威勢よくて日本人に手厳しいと感じるところもあります。
自身が信念や思想にブレが無いので、「事実、その通りでございます。」と思いますが、
アフリカの貧困と日本の貧困を同じレベルでは比較できないが、
事実、「日本人の甘え」は共感するところもあります。、
NPOの事業でずいぶん未開の地へ赴き、見聞きした壮絶な現実を、
母国の人々と比較すると、伝えねばと言う思いに、
突き動かされるものがあるのでしょうね。
年齢を思うとただただ敬服です。
読んでいる時は感動・感嘆・よく言った、と、
人柄。、声も聞こえそうですが、
内容が読んでるそばから、こぼれおちる様に忘れてしまいそうです。
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