4/10/2016

読書


久しぶりに翻訳本が回って来ました。
面白い本が翻訳されるからか、翻訳本の方が読み応えがあるような気がします。

「パナマホテル」は日本の移住者の作った心の寄り何処の様なホテルだったようで、
収容所に連れて行かれる時に預けた荷物が今も健在で、
きちんと保護されているようです。
そしてホテルとして稼働して泊まれるそうです。

1941年真珠湾攻撃の後のアメリカで、アメリカ人として暮らしている、
日本タウンの女子とチャイナタウン男子、敵国同士の子供が、
白人の通う小学校でそれぞれリスクを抱え出会たのですが、
すぐに、日本人は強制的に収容所に連れて行かれ、日本タウンは破壊され
離れ離れになった二人の幼い子供のラブストーリーで、
1942年と、40年後の1982年を主人公が行きつ戻りつ話が進みます。
日本人収容所の話がテーマではないですが、
橋田寿賀子さんのドラマ「JAPANESE AMERICANS」を思い出しました。
あのドラマはとても感動しました。そして日本人はすごい!と・・・
そんな下地があったので、このお話も身近に感じ、おもしろく読みました。

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