9/27/2020

読書  ラベル本222.223

この本を新聞広告で見た時、
息子に買って!と言ったら、
嫌だ!と言うので、
その程度かと思って諦めていたら、
回ってきました^_^

「一路」が、面白いかったので
読みたかったのです。

父の死後、
何の知識も無い若者が、
参勤交代の指揮を取り中山道から
江戸へ向かう、
波乱万丈の行進で真摯な姿がチョと感動だったのです^_^

今回は、
高貴な旗本が不始末を犯し、
切腹と沙汰が下っても
「痛いから嫌だ!」と駄々をこね、
蝦夷松前藩送りとなり、
今回もまた、若い押送人と
陸奥の最先端まで旅立ち、

ありえへん事ばかり起きる
流人の心温かくなる行動に、
謹厳実直な若い押送人は、
戸惑うばかりでありましたが、

旅の終わりに、
切腹をせず、お家断絶を受けいれ
「千年の武士の世の贄とした」と、
この美学に、
若い押送人はこの旅で大きな物を学び、
流人はしっかり伝えて心置きなく蝦夷へ旅だったようでした。
良かった!良かった!

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