大田区にある「川端龍子記念館」で没後50年の特別展示と、
併設してる自宅アトリエと庭園を見学できるそうで、
友人が、ボランティアでその案内をする資格を得たというので、
お仲間とツアーを組み行ってきました。
龍子自身が設計し私財で建設したそうです。
湿気を嫌い高床式にして、
前庭は人の手を入れない自生の草花があるがままに咲くそうです。
庭園の踏み石は龍の鱗を摸したようになり
つくばいは、丸・三角・四角をイメージしたようです。
やはりこちらも高床式で、
大きな作品を書くので60畳位の広いアトリエです。
庭庭は、やはり人の手の入らない自然の風景が
お気に入りの修善寺の別荘を思わせます。
冷やかし半分の軽い気持ちで出かけたのですが、
小さな美術館で静かに素晴らしい作品と出合えよかったです。
河合玉堂・横山大観との、「書合作」
「雪・月花」 「松・竹・梅」の文字をそれぞれ一枚の色紙にしたため、
その文字の絵を巨匠が、それぞれ描いた作品も展示され、
得した気分になりました。
顔ぶれの違うメンバーも集まり「御茶」の時間も楽しかったです。
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