1/26/2009
火の山
津島佑子さんの母方の家族をモデルとした小説のようです。甲府在住の地質学者だった祖父や、彼女の母を含めてた、八人の叔父叔母達の有森一族としての歴史を知りたいと思い立った孫娘の由紀子(佑子)が、アメリカに渡った物理学者の叔父勇太郎に書いてもらった作品という体裁で、
その上、アメリカ育ちでフランスに渡った為日本を知らず(嫌いで)、日本語もできない彼の娘牧子へのメモワールとして残したものでもあるので、フランスに居る牧子の息子パトリスが日本語を読めない母親の為にフランス在住の日本人女性にフランス語に翻訳してもらうという変わった形態で物語が進みます。
内容は、兄を亡くし父亡き後、六人の姉に囲まれた末っ子で家長の勇太郎の優しい目で見て感じた 昔々の一家の成り立ちから、甲府盆地から火の山(富士山)を見ながら八人兄弟の幼い頃の平和で豊かな様子や学者の論文、現在のフランスでの会話と目の回るような展開で話が進み、私は家系図を作りながら上巻を読みました。
下巻では、戦前戦後を生きて来た女性達が、戦争による悲しい犠牲がある中にも姉妹で一生懸命に助け合って生きている様子に心が清められました。読み応えがあり、久しぶりにゆっくり読みました。
1/25/2009
1/23/2009
釜揚げしらす
写真が悪く美味しそうに見えないのが残念ですが、江ノ島の「とびっちょ」食堂?の人気釜揚げしらすをお土産に買って来ました。TVで人気が出た為に、このお店は何時行っても外に行列で出来て、なかなか入る(食べる)事が出来ません。恨めしげに眺め通り過ぎる事ばかりでしたが、昨日はさむ~~い雨模様の日だったので、流石に観光客の人では少なく、やっとガラガラとドアーを開け、人気の「とびっちょ丼」を食べることが出来ました。
大きな器にシラスは勿論ボタン海老・鮪・鯵・うに・いくら・・と溢れるばかりに盛り合わせてあり大満足です。刺身のつま(大根)までが酢飯の上にのっていたのでチョッと違反の感じがしましたが、私は野菜が好きなのでサラダ代わりにポン酢で頂きお腹がいっぱいになり、何時もなら次のお茶席にはケーキがつくのに控えました。
1/20/2009
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