7/25/2015
読書
この作者は、
TVなどでコメンテーターとして穏やかに発言しているのに好感があり、
息子さんを亡くした話は何処かで聞いた気がしましたので、
この本はそれがテーマかな・・と思っていました。
一人の青年が先生のサイン会で出会い、
親友を亡くした苦しみ・その後の震災ボランティアで死にむき合う重い出来事・友情・・・を
先生にメールで相談をする形で語りかけ、
先生も、もし息子が生きていたらこんな会話をしたいと言うような
ゲーテの「親和力」を主題に置いて、
青年の成長を息子さんに重ねて温かく見守るお話で、
最後の一ページに息子さんのことを述べた鎮魂作品に思いました。
今日の新聞広告に、
「読んだら忘れない読書術」と言う本がベストセラーとありましたが
「いい本だった、でも内容はすぐ忘れた」では脳が老いていく・・
「速読」をめざすな「深読み」で本は血となり肉となる・・・と
いろいろかき出してありましたが、
私は忘れても今面白しろければそれでよし、だし、
夢中でドンドン本の中に入ってすぐ読んでしまう、血となり肉となるような本は
あまり縁がないし・・・
許容量が少ないので、ドンドン忘れないと次のスペースが・・と
加齢の負けをしみで憎まれ口をきいてます(^-^)
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